シュートの狙い方

ビリヤードをプレイするなら、的球をポケットしたい。
誰でもそう思うはずです。
ここではシュートの際にどうやって的球のポケットを狙うのかを説明していきます。
ちなみにビリヤードでは的球をポケットすることを”イレ”と言います。

目次

シュートの狙い方

ビリヤードのシュートの狙い方は大きく3つにわけられます。

  • イメージボール
  • 接点
  • 厚み

上記の3つは切り離されているものではなく、混然一体となりながらどの要素が強くでるかというものに過ぎません。
また、どの狙い方が最適かというものでもなく、それぞれのプレイヤーの好みや、球の配置などのプレイの流れによって、どの狙い方に重点を置くのかも変わってきます。
ともあれ、だいたいは上記の3つで説明できる狙い方が大半ですので、ここではそれらを順に紹介していきます。

イメージボール

イメージボールとは、的球に対してここに手球が当たったらポケット出来るという仮想の手球です。
イメージボールは原則として、入れたいポケットと的球を結んだ線の延長線上に置きます。
そして、作ったイメージボールに向かって手球をショットすることでポケットを狙う方法がこの狙い方です。
言葉だとわかりにくいので、絵に描いてみます。

上の図のような配置で、1ボールを上のサイドポケットに入れたい状況だとします。
では、この1ボールに手球をどのようにヒットさせればポケット出来るでしょうか。
1ボールにヒットする瞬間の手球をイメージしてみます。

上の図のように1ボールに手球をヒットさせればポケット出来ますね。
このように、的球にヒットする瞬間の仮想の手球のことをイメージボールと言うわけです。
あとは、このイメージボールめがけて実際に手球をショットします。

以上がイメージボールを使った狙い方です。
イメージボールはもちろん頭で描いた想像上のボールなので、実際には見えません。
何度もトレーニングして、このイメージボールの精度を上げることが重要です。

接点

接点とは的球とイメージボールの接触点のことです。
その接点をイメージする狙い方です。
実際に的球と手球が接触するのは1点ですので、その点に手球が当たるようにショットします。
イメージボール全体をめがけてショットするイメージボールでの狙い方をもう少し発展させた狙い方とも言えます。

先ほどの配置で接点を考えてみると、上の図の赤点のようになります。
キューを構えた水平目線からの接点は下の図のようになります。

厚み

厚みとは構えた方向から水平に的球を見たときの的球に手球がヒットする瞬間の重なり具合のことを言います。
考え方としてはイメージボールの延長にあるとも言えます。
重なる面積が大きいほど”厚い”、面積が小さいほど”薄い”と言います。
また、ポケット、的球、手球が完全に直線状に並び、重なる面積が完全に球1個分となっている場合には”全厚”と言います。


私個人の意見としては、初心者のときにはイメージボールをしっかりと習得するのが第一優先だと考えています。
接点や厚みはプレイを重ねていくうちに醸成される感覚によるところが大きいからです。
上級者になってくると、段々とシュートは頭で考えすぎる要素ではなくなってきて、むしろ考えすぎないほうが良い要素になってきます(他に考えなくてはいけないことが山ほど出てきます)。
そこで接点や厚みといった、余分なものを削ぎ落とした狙い方になっていくのだと考えています。
初心者のうちは的球を落とすことを楽しみながら、イメージボールをゆっくりと考えて、しっかり的球がポケット出来るようにすべきでしょう。